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『課外授業』
昨晩、早い時間にもうれつな睡魔におそわれ、うとうとしかかった所に、通販で頼んだ品物の配達があって、ピンポン、ピンポン・・・「ドンドン・・・お届け物で~す」で、完全に眼が覚めてしまった。
それで、夜眠れなくて、TVを見るハメになる。


見たのは、NHKの、課外授業ようこそ先輩


一応ごらんになった事の無い方のためにご説明しますと、この番組の基本コンセプトは、その小学校の有名人の卒業生が、ご自分の母校を訪れ、6年生の授業を2~3日受け持つというもの。



ちなみに、昨日の有名人の先生は、作家の石田衣良さんでした。


私、失礼ながらこの方の書籍は、読んだことがございません。
なので、本の感想は述べられないのですが、TV化されたこの方原作のドラマ等を見る限り、そして友人の読後コメントを聞く限り、いい感じのお話に違いないとは思っております、ハイ。


たまに、女性雑誌、TV等のインタビューで拝見する時の、石田さんの印象は、「人生相談好き」な人やなぁ・・・ということ。
それから、適度におしゃれでいようという努力が感じられる方であると言うこと。
それから、ちょっと作家さんにしては、よくメディアで拝見するので、ひょっとすると出たがりなのかしらん?
ということ。


石田さんのペンネームである、衣良というお名前を初めて見たとき、大島弓子ファンの私としましては、当然のことながら、大島さんの書籍である「バナナ・ブレッドのプティング」の主人公である衣良ちゃんを思い出しました。


彼女は、自己紹介で、こうおっしゃいます。
「わたくしの名前は、いらいらの衣良と申せましょう・・・」


さて、石田さんの衣良は、なんの「いら」なのかは知りませんが、そして彼がバナナ・ブレッドのプティングのことを知ってらっしゃるかどうかは別として、(多分ご存知でしょう)もしかすると彼も「いらいらの衣良」かも知れないと思ったしだいです。


昨日、途中から見たので、初めの方はよくわからなかったけれど、私は不覚にも涙してしまいました。
石田さんが、授業の中で、子供達に、「自分の人生の悩みを作文に書け」という。
子供は、それぞれの悩みを作文に書いた。
そして、発表したとき、それを聞いてる教室には、すごく重たい空気が漂ったようだ。
悩みは結構深刻な物もあったみたい。
(私は、この辺でTVを見始めた)
おのおのの悩みに対して、まわりの生徒達は、どう言葉かけをしたらいいのか?わからなかったようだ。
「心に思うことはあるが、もし的はずれだと悪いと思って、言いにくかった」とコメントしていた小学生がいた。


石田さんは、どうもその展開に行きずまってしまって、次の日は、わざわざ実家から大量の青春時代の日記をかかえて登場され、皆に読んでくれたのだ。
そこには、十代の頃、大学に通いながら、キャンパスで、独り将来の不安にふるえる彼の姿や、30歳になっても、まだ何を書きたいかわからなくて、悩む彼の姿がありました。
彼は、日記を書いて、自分を見つめるのが好きだったし、それが今の自分の小説を書く糧になっているそうです。
そんな石田さんだから、小説も、テーマはいかに生きるか?だし、人生相談好きになってしまったのだろうな。


そして、彼は、昨日の悩みをふまえて、
「自分らしさ」と思えることを書け、という。


私は、正直、石田さんの授業、もし自分が小学生だったら、受けたくなかったかも・・・と思った。
小学生で、こんな風に自分と向き合う必要があるのか、将来のことを考える意味があるのか、私には、よくわからない。
もちろん、昨日の五味さんの本じゃないけれど、本人が必要なら、そういう本を読んだり個人的に考えるのは、アリだ。
でも、強制的にこんなヘビーな授業うけたら、なんかトラウマになりそうや~、なんて、いらぬ心配をしてしまった。


石田さんは、お父さんだから、多分、子供に期待しているし、何か伝えたい気持ちが大きかったのだろうな。


子供達も、ヘビーながらも、その期待に応えていて、想像以上にしっかりした考えをまとめていった。


悩みの中で、印象に残ったのは、
・将来、働いて金儲けしないと、家族が死んでしまうからお金をもうけないといけないのが不安
・野球選手になりたいが、ひじをいためてしまった事が悩み


などなど、すごく深刻な悩みです。


なかでも、ある男子が、「これ以上は言えない」って書いてて、石田さんは、その子にしゃべりかけて、「自分らしさの所に、小さい子や泣いてる人に優しくすることって書いてるけど、どうしてそう思ったの?」と聞いていた。

そしたら、その子が、
「自分が小さいとき、いじめられた。だから、自分は小さい子や泣いてる人がいたら、その気持ちが分かるから優しくしたい」と言ったんです。
それを聞いた石田さんが、
「そう・・・」
と言ったきり、なにも言えなくて黙ってしまわれたんですね。


そして、教室の隅で泣いておられました。
「ああいう不器用な子は、いじめられやすいけれど、彼は、できないなりに必死で考えている。本当は、それで充分いいと思うんだけど」って。


私も、その時泣いてしまいました。


その他の生徒にも、課題を書いている間、自分自身と向き合う彼らに、石田さんは、ひとりひとり近づいていって、話を聞いていました。
別に大人らしく説教めいたことを言うというより、
「へえ~、そうなんだ。それで?」という感じで。

最後の授業は、石田さんが、「将来、自分はどう生きたいか」を作文するようにと言います。


そして、発表。

お金儲けが大切と言った男の子は、
「人と人との繋がりを大切にしたい。そうして、いつも人と支え合っていれば、自然と自分の事もできるようになる。そうしたら、きっと人生もうまくいって、お金ももうかる」って書いた。
石田さんは、
「すごいね~」って褒めていらした。


それから、いじめにあった男の子は、
「将来は、保育士になりたい」って書いていた。
そして、「優しく、きびしい先生になって、きちんと正しいことを教えたい。ただ優しいだけだと、何がいけないことか、良く分からなくなって、いじめをする子に育つと行けないから」と。


石田さんは、「今日の授業の一番良いところは、もう終わってしまった。それは、君たちの作文だから。人生には、大変な事もいっぱいあって、それはなくならないかもしれないけれど、でも一生懸命考えて頑張り続ければ、かならずなんとかなってゆきます。君たちが大人になったとき、また子供にそうやって言ってもらえたら嬉しい」と授業を結んでおられました。


大人も悩んでいる、でも、真剣にその姿を見せる事によって子供も心を開いて行く。
やっぱり大人目線で、うえから物を言っても、子供は耳を傾けてはくれないのだと思う。

子供達の感想としては、
「初めは、話なんて通じないとおもっていたけど、途中からわかってもらっていると感じた」
また、女子は、
「情熱的な人。一生懸命語りかけてくれた」と言っていました。
女の子は、やっぱり少女でも、女なのね



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テーマ:モノの見方、考え方。 - ジャンル:心と身体

【2006/03/09 20:06】 therapy | トラックバック(0) | コメント(5) |
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comments
--こんばんわ☆--
その番組、私も見たことあります。
NHKの番組って、結構考えさせられる
の多いので、結構好きです。
真剣10代とか。。。
石田衣良さんの本は私も読んだこと
ないんですけど、読んでみようかなと
思いました。いい授業ですね。
いい悪いではないですけど、
自分自身の考えとかを子供時代から
自分で確認していくこと、大切だと思います。
【2006/03/10 00:55】 URL | 広島女 #h7iWunZI[ 編集] |
--お久し振りです--
旅行から、何とか無事に戻ってきました^^
色々と心配してくれてありがとう
またお邪魔しますね
【2006/03/10 14:56】 URL | Ami #x4zNl9do[ 編集] |
----
>広島女さんへ


こんばんわ。
ごらんになったことありますか?
最近のNHKの子供向け番組は、「大人向け子供番組」と呼んでいます。
「みんなのうた」とかでもどう考えても大人受けをねらってるとしか思えない作家陣なのです。
この授業で「自分らしさ」について書かせるのですが、「小学生に正直それはきついやろ!」と思いましたがそれは杞憂の様です。
彼らは思っているよりずっとしっかり大人の考えを持っていました。
そういえば、私も小学6年くらいの時が、ピークにかしこかった様な気がします?・・・・・v-392



>Amiさんへ


おっかえんなさい♪
旅行はじゅうぶん楽しめましたか?
こちらこそご訪問ありがとうです。
旅の間、こころにいっぱい吸収した栄養分で、日々の大変さもなんとか乗り越えられるといいですねv-290




【2006/03/10 22:03】 URL | リカ #lPBk.4aI[ 編集] |
----
その子供たち、その授業を一生忘れないと思います。
子どもの頃、「ろくでもない教師ばかり」と思っていた学校に、「すずめの声を聞きに行こう」と外に連れ出しえくれた先生がいました。
子供相手に「幸せとは何か?」なんて、投げかけてくれたりもしました。
そのときは「むつかしいなああ」と思いましたが、大人になるにつれ、先生の投げかけた質問の意味がよくわかるようになりました。
今でもその先生のことだけは忘れません。
いい番組ごらんになりましたね。
【2006/03/11 23:05】 URL | chitochito #-[ 編集] |
--chitochitoさんへ--
ありがとうございますv-22
私も、chitochitoさんのコメントには、いつも励まされたり、ホッとしたりしています。
chitochitoさんにも忘れられない先生がおられるのですね。
やっぱりその時は、むつかしいですよね。
でも、大切なメッセージは意味が良く分からなくともその人の身体にしみ込んでいて後々ふと思い出す物かも知れないなぁと思いました。
【2006/03/12 10:08】 URL | リカ #lPBk.4aI[ 編集] |
please comment














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