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『オンリーロンリーグローリー』
このあいだ、スタバの記事を書いて、その時に、ジャワ島の海がどうの・・・とか何か脳天気な事をかいていました。
そして、ジャワ島の地震の様子を昨日テレビで見て、とても恐ろしかった。
ひとつの命の前では、どんな理屈も関係ない。
どの命もただ、その命が輝いて、幸せであることを望むしかない。
私は、人間なのです。
どんなにそれが辛いと感じても、あるいはどんなにすばらしい存在だと感じても、やはりそれでもひとりの人間であることはまちがいないのです。




小さな小さな存在なのです。
ただ、恐ろしい物に対して、ふるえているしかないのです、そして祈るしかないのです。



BUMP OF CHICKENのオンリーロンリーグローリーをひっぱり出して、久しぶりになんども繰り返し聴いていました。


2004年に、この曲が世に出たとき、初めFMから流れてきて、全身の毛が総毛立つような、そんな旋律が走りました。
バンプの新曲が久しぶりに出たんだ!
そう思うと、我慢できなくて、CDショップに走ってシングルを買いました。



この曲を聴くと、いつも自分の事の様に聞こえてくるのです。
バンプの歌は、いつも吟遊詩人の様で、どちらかというと、はじめに詩ありきの様な気がします。
語りたい詩が先にあって、後からメロディーを強引に付けたような風にすら感じる曲もたまにあって、ほとんどただボーカルの藤原さんが、たたきつけるように、己の内面を吐露するかのように、魂を込めて、でもたんたんと力強くうたう姿は、歌手というより、やはり吟遊詩人の様なのです。
もちろんバンプの曲はメロディーラインもすごく絶妙で大好きなんですが、もし曲がついてなくて、ただこのひとが叫ぶように語るように詩を詠んだとしても、おんなじ様な感動が得られる気がします。



曲の冒頭で、
そして、その身をどうするんだ
本当の孤独に気づいたんだろう?



と彼は語ります。


私は、ギクッとします。


死んだ心をどうするんだ
忘れた振りして憶えてんだろう?


そう彼はたたみかけるように問います。


そしてそれは、



置いていかれた迷子
遅すぎた始まり
さぁ何を憎めばいい?
目隠しをしたのも 耳塞いだのも
全てその両手




という絶望から始まり、




そして僕らは覚悟した
本当の恐怖に気付いたんだよ
隠れてみても逃げてみても いつかは照らされるって事




という覚悟に変わり、


笑われる事なく 憎まれる事なく 輝く命など無い
眩しいのは最初だけ 目隠し外せ

息絶えた心を撫でた
殺したのは他ならぬ僕だ
傷跡に雫が落ちた
動いたんだ 僅かでも確かに


まだ生きていた、僕の中で一人で
呼吸を始めた、僕と共に二人で



というふうに、だんだん希望へと繋がって行くのです。
これは、自分の中の死と再生のものがたりで、ほとんど内面の抽象的なことばかり語っているにもかかわらず、とても心にせまってリアルに感じられる、不思議な歌です。


恋愛とか具体的な風景を歌う方が、はるかにわかりやすく、共感を得やすいはずなのに、どうも最近の曲というのは、むしろ内面ばかりを語っている曲の方が多い気がします。


浜崎あゆみさんなんかも、まさにそれで、冷静に読んでると、よくもこんな内面や気持ちを語った様な歌詞ばかりで、いままで間が持ったなぁ~とふしぎな気分になります。(まぁ浜崎さんが最近のひとかどうかもちょっとわかりませんが)
やはり、今の時代の気分というのは、自分の内面へ内面へと向かってしまうのでしょうか。



ふつう人間は、他者とのかかわりの中で己を知り、成長してゆきます。
いや、己など知らなくとも、しあわせに生きていくことはできるのです。



しかし、いまの時代という物は、こころに魔物がいるのかもしれない。
あらゆるものが手にはいるという幻想があるから、それが手に入らないとき、非常に落胆してしまう。


だからそうなったとき、それは己の内面、に向かってしまいがち。
だけど本当にひつようなのは、自己分析なんだろうか。
わたしは、ほんとうのところそうは思わない。


ひとを幸せにするのは、
なにげない天気の話題であいさつを笑顔で交わしたり、
おいしいご飯だったり、
道端の草木や花だったり、
空の雲だったり、
がんばって汗して働いたり、
そんな単純なことなんだろう。


それでも、この曲は、私のこころに魅力的に響くのは、なぜだろう。
それが今の時代のつらいところ。



不確定な未来を生き抜くためには、どうしても不安定な自分と向き合わざるを得ない。
ひとむかしみたいに、人間は単純な生き物ではなくなっている。
子供の頃からゲーマーでおたく人間だった私の友人は、やはりあんまりゲームをしない環境で育った私とは、全く思考回路が違う気がするときがある。
でも私は彼らのことが好きだし、ゲームをしようとしまいと、私も今この時代に生きることの不安と不満を抱えて今日も生きている。


そんなどうすることもできない迷路の中で、ひとすじの希望のひかり、
それがこの曲なのだ。


以前、15歳以上も年上の友人に、
アンジーというロックグループの曲を紹介されたことがある。


彼らの曲に、幸運<ラッキー>というのがあって、その歌詞の中で、彼らは、


いっぱい空から天使が落ちてきた朝は
ぜったいなんでもかんでもうまくやれるさ

泣きながら家を出るのは追い込まれた時じゃなくて
めぐまれた今しかないんだ


と歌っていました。


よく考えれば、もしかするとその歌が作られたころはバブルじゃなかったんだろうか。



バブルもはじけて世の中もますます良くわからなくて先行き不透明な今の時代には、やっぱりこの曲は似合わない。



バンプは、


孤独を知ったからまた出会えた
孤独じゃない


と語り、


歩き出した迷子、足跡の始まり
ここには命がある
選ばれなかったら 選びにいけ
ただひとつの栄光


と力強くうたっています。



そうです、ここには命があるのです。



そのことが一番大事。




そして、最後に



オンリーグローリーそれこそが狙うトロフィー
特別じゃない この手を
特別と名付ける為の光



と彼はうたっています。



オンリー ロンリー グローリー オンリー ロンリー グローリー
BUMP OF CHICKEN (2004/07/07)
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【2006/05/28 17:18】 music | トラックバック(0) | コメント(2) |
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comments
--こんばんは--
あまり内向き過ぎると辛くなりますね。
とても単純なのに、こんな複雑な時代に生まれてしまって、原始時代くらいに生まれていたらちょうど良かったんだろうなあ・・・。
今日はちょっと悲観的な記事だったのに、コメントどうもありがとう。
【2006/05/29 23:15】 URL | るるど #-[ 編集] |
--るるどさんへ--
こちらこそ、いつもコメント頂いてありがとうございます。

以前、私が、友人に、
「原始時代に生まれていたら、もっと悩みが少なくて生きやすかったかなぁ・・?」って尋ねたんです。

そしたら、その友人は言いました。
「必ずしもそうとは思わないよ。獣を殺して生きるのは命がけだし、ジャングルで生きるのは都会で生きるのよりずーっとずーぅっと大変だよ。リカちゃんだって現代の都会で生きる事で守られてたり幸せだって事の方が多いよ」


確かに、そうかもしれないなーと単純な私は思いました。
もう、私たちは、ジャングルでは生きられないのです、きっと。

それを辛いと思い始めると、人間が進化したことを否定しはじめてしまうので、とっても辛い事です。
やはり私たちは人間なので、自分達のしてきたことを否定するのは健康的ではないと思うんです。
辛いながらもなんとかバランスを取ってやっていくのが大事だと思うんです。
【2006/05/30 13:09】 URL | リカ #r.OZt9rQ[ 編集] |
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